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障碍をもつ幼児の保育(23)

津守真・津守房江(2004)「障碍をもつ幼児の保育(23)」『幼児の教育』103(7), 36-40,日本幼稚園協会

http://ci.nii.ac.jp/naid/120001935351

PDFあり

 主に障害児の水遊びからその子どもがどのように生き生きと遊んでいるかについての記述である。津守真先生は、知る人ぞ知る保育学の大家。奥さんとのざっくばらんな会話体で記述されており、子どもへの温かい眼差しが感じられる内容となっている。中に、子どもが水遊びをしている場面を総括する形で、書かれている箇所が美しい。

 子どもが水を流して遊ぶとき、自由でダイナミックな思いを持っています。そうすると、どろんこ遊びはただ楽しいだけではなく、人生の大事なことを学んでいることがよく分かります。二股に水が流れるとき、「分かれ道」であり、水が『行き止まり』になって行き場を無くしているとき、石ころが流れの縁に『立ち止まって』いるとき、成長する子どもにとってはいつかまた人生の大事なときに出会う出来事だと想うのです。

 青年が独り立ちするとき『砂場は僕の人生の原点』だったと言ったことを聞きました。言葉で表現できない子どもにとってもそれは同じです。

 最後に、障害児を持つ母親は焦らないでほしいこと。一見すれば意味がないような事をしているように見えても、その子どもにとっては、必要なことであり、心の中にイメージで蓄えることの大切さを説いている。そして、最後に…

 お母さんだけでなく、保育者も常識の枠を取り去って自由にダイナミックに心の流れを良くしてほしいと思う。

 流れないで溜まっているときは『行き止まり』の意味を考えつつ、溜まった水が次第に澄んでくるのをゆっくり待って、『保育者の思索を』をしてほしいと思います。

 と締めくくっている。う~ん、さすが、津守先生である。実質5ページもないので読みやすく、すぐに読み終えることができる。論文というか、なんだろうね。記事って感じで読んでみてはいかがでしょう。

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救護施設→知的障害児施設→通所介護施設(高齢者)と15年以上。これからも思考と体力で、働いていきます。

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