障害児教育実践論への心理学的視角(1)

土岐 邦彦(2002)「障害児教育実践論への心理学的視角(1) : 障害児教育実践における「遊び」の固有な意味」『岐阜大学地域科学部研究報告』10,87-95

http://ci.nii.ac.jp/naid/110004626004

PDF論文有り

 ともすれば諸能力を回復させることに重点が置かれやすく、したがって遊びの指導についても遊びを通して何らかの機能を身につけさせようとする傾向が強い。障害児にも遊びらしい遊びを指導する上で遊び心を持った指導者側の態度が重要である。

 子どもが遊びの何を面白がっているのかを正しく見抜く力と遊びの発達段階についての知識である。

 知的障害児の遊びの指導では

  1. 生活単元
  2. 言語発達のための手段としての指導法(象徴遊び)
  3. 発達年齢別にふさわしい「遊び」の導入
  4. 遊びの自発性を重視した寄り添いがある。

 同じ事を繰り返すことで子供たちは見通しとして思考する力を楽しみながら少しずつ獲得していく。同じ事を繰り返すことによって子供たちは新たな力を獲得し、教師との間に新しい関係を作りそして内面世界を広げていこうとしている。~この論考を行った理由として、ルーティンワークはしばしば退屈なこと。遊びは刺激的なこと。よって遊びは常に新しい導入をしなければいけないとする指導者側の気負いに対してルーティンとしての遊びの持つ力を示していると言える。

 この先生も結構精力的に論文を書いている。知的障害児と心理学あるいは教育学の範囲でアセスメントを中心に行っている。

http://ci.nii.ac.jp/author?q=%E5%9C%9F%E5%B2%90+%E9%82%A6%E5%BD%A6


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