子どもの類推能力の発達 : 想起と対応づ

細野 美幸(2009)「子どもの類推能力の発達 : 想起と対応づけ」『教育心理学研究』57(1),62-72,日本教育心理学会

http://ci.nii.ac.jp/naid/110007226319/

PDF論文あり

類推とは過去に経験した事柄を現在直面している事柄・問題に対応付け推論、学習することである。類推発達は4段階ある。

  1. 全体的類似性
  2. 属性
  3. 関係
  4. 構造であり、1から4へと発達していく。

そのため例えば属性(色・形状)に着目して誤ったベースを選択すれば、あるいは関係に気づかなければ、事例に共通するはずのルールを適用できないと言える。類推の利点は領域間での対応付けや転移が可能になること。しかし、様々な領域を越えて幅広く知識を獲得していくためにも表面的な特徴が異なっていても関係類似や構造的類似を手がかりに類推する必要がある。表面的類似性があれば割合3歳4歳は類推しやすいが、低年齢児4歳には子ども実体験と表面的な特徴が出来るだけ類似したれを提示してやる必要がある。もし子どもに提示する例と子どもの体験との表面的な特徴がかけ離れている場合は大人は共通のルールを説明することが大切である。より概説的な類推に関する論文は、同論者による論文がある。

細野 美幸(2009)「子どもの類推能力の発達」『人間文化創成科学論叢』11,217-225,お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科

http://ci.nii.ac.jp/naid/120001437838/

PDF論文あり:機関リボ

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