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戦後社会福祉労働研究の歴史的考察

五十嵐奈緒(2009)「戦後社会福祉労働研究の歴史的考察」『社会福祉学研究』4,27-35,日本福祉大学大学院研究科


http://ci.nii.ac.jp/naid/40016643820




 いわゆる社会福祉従事者が増加しているが、労働者研究に関して歴史的な考察が少ない。この論文はその概観となっている。福祉労働者を語るときに代表的なのが、「社会福祉労働論」と「福祉専門職論」という大きな二つの議論の流れがある。


 福祉職員の過酷な労働実態の改善を目指すとともに、社会福祉に携わる労働について原理的に追求した「社会福祉労働論」が1960年代後半から1970年代にかけて活発に展開されている。のちに1970年代半ばから1980年代前後には社会福祉労働研究における論点が変化し、1980年代以降、福祉サービスの担い手である「マンパワー」の問題が論じられる。それは専門職性の研究としてソーシャルワークや援助技術に焦点を当てた「福祉専門職論」へと結びつき、今日においても議論の中心となっている。


福祉サービスの拡充と共に効率性と運営が主眼になり、本来論じられてきた労働者としての保障は後景に追いやられて、今日まで来たと解釈した方が良さそうである。



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