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グリム・メルヘンに登場する4人の「魔女」たち

大淵知直(2001)「グリム・メルヘンに登場する4人の「魔女」たち」『藝文研究』 81, 177-160,慶應義塾大学
http://ci.nii.ac.jp/naid/110000422458
PDFあり

 副題は、魔女・魔法使いの女・賢女(けんにょ)・老婆 となっている。
 一般に、特に日本においては魔女といえば、一種類しか思い浮かべないけれど、グリム童話では副題の通り、4種類の使い分けがある。語源とか登場の仕方とかを様々なグリム童話から例えて論じており、非常に読みやすい内容となっている。
 魔女は、そのままの通り邪悪なイメージである。魔法使いの女は、もとは運命の女神のような、妖精のような存在であるが、加筆されていくにしたがって、悪寄りになっていった。賢女は、善の側にあり、主人公に様々な手助けをしてくれる。老婆もどちらかといえば善であるが、賢女のような役回りであるが、手助けというよりも、助言とか示唆を与える程度で賢女よりも控えめであるとの事。
 共通するのが、人里を離れている事や捨てられたような存在であること。そこに女性への扱いの時代背景を読み取ることが出来る。童話好きな方で、雑学としては丁度良い内容となっている。

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救護施設→知的障害児施設→通所介護施設(高齢者)と15年以上。これからも思考と体力で、働いていきます。

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