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地域包括ケアの推進方法とその構造

加川充浩(2010)「地域包括ケアの推進方法とその構造」『島根大学社会福祉論集』3,1-25
http://ci.nii.ac.jp/naid/110007580070

PDFあり

 副題は、困難事例解決と社会福祉協議会活動の取り組みを通じて となっている。
 豊富な事例と、分かりやすいジェノグラム・エコマップを使った、多職種の協働について描いている。常々、こうした多職種の人々がどう集まって、どう解決するのか。そもそもどうやって招集するのか興味があったが、読み進められていくと、法的な規定も政策的な誘導もなく、熱意ある機関や人が奔走しながらやっているという。介護保険が施行され、もう10年以上も経つというのに、システムにすらなっていないという。
 それでも困難事例を適時行われているので、その実際について良くまとめている。ケース検討会、社会福祉協議会・包括職員検討会、虐待小委員会など、多職種が集まるところで議題に挙げているようである。実際に働いている人なら当たり前のことだが、そうじゃない人にとってはとっても参考になる実践が多く描かれている。
 また、地域包括ケアが使われたのが、1980年代頃ということや、誰が、どうして、どうやって行われたのかの由来まで書かれている。やっぱり、医者の力ってスゲー、個人の力と知識が、組織を作り、回すって出来るんだなと。ただ、医者とか弁護士って伝統的に革命を担う人たちだからなぁ…それを読むと、これは普通のことだけれど、それを実現するためのシステムとなれば非常に難しい…そんなことを思いながら読ませてもらった。
 困難事例への対処、協働の実際と困難さなどリアルなことが分かる内容となっている。

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救護施設→知的障害児施設→通所介護施設(高齢者)と15年以上。これからも思考と体力で、働いていきます。

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