地域包括ケアシステムにおける24時間定期巡回・随時対応型訪問サービスの位置付けと課題

大た賀政昭(2012)「地域包括ケアシステムにおける24時間定期巡回・随時対応型訪問サービスの位置付けと課題」『保健医療科学』61(2),139?147
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009575956

PDFあり
 2012年の法改正でどんなことが変化したのかについて調べていたら、24時間の定期巡回とか随時対応の訪問介護・看護のサービスが追加されていた。それでどうやら地域包括ケアシステムというのを推し進めたいという事で、月刊福祉の特集号を読んでいたら、ケアシステムのコアが、この新しいホームヘルプサービスらしい。
 しかし、そもそも包括という言葉が抜けていた、「地域ケアシステム」は介護保険が始まったあたりからある概念である。また、介護保険が基本、日払いであるが、新しいサービスが日払いになじまず、包括払いとなっていたため、それを改正に取り込んで、地域包括としたんじゃないかと邪推してみる。
それはそれとして、この24時間対応の訪問介護、改正前から色々と難しかったんじゃないかなと。まず夜間対応をするための介護人材の確保の問題があったはず。そして、案外夜間のニーズが少なく、採算が取れないこと。包括払い(事業所契約)にすれば、使わなくても払うことになり利用者・家族にとって割高感があった事。
 そんなことを思いながら読み進めていくと、あ、これって従来の介護保険施設が多機能とか複数の事業を展開しつつ、本体がコールセンターの役目を担ってやってほしいんだなと。単体ではかなり無理のある事業じゃないかなと。若しくは、地域間での連携を進めて、フレキシブルに違う事業所へ出動要請をしてほしいんだなと。
 この論文は要件とかシステムとかを詳しく説明していて読みやすい内容となっている。

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