ソーシャルワーカーの成長に関する研究の方向性と課題

吉川公章ほか(2006)「ソーシャルワーカーの成長に関する研究の方向性と課題」『聖隷クリストファー大学社会福祉学部紀要』5,1-15


http://157.1.40.181/naid/110006457846


PDF論文あり




吉川、須藤八千代、福田俊子、村田明子がここ最近の継続研究の出発点となる論文。簡単に言って、専門職が現場の中で成長するとは何かを軸に据えている。その問題提起は、明確である。


SWはいかにして専門家となるのか。そして、優れたSWとはいかなる知識や技能を習得している専門家を指すのか。


社会福祉士の業務内容、養成の理論や実践研究は徐々に進められているが、この上の問い応えられるような研究蓄積は少ないと。これは、ショーン(Schon)の「反省的実践家」や尾崎新の「ゆらぎ」あたりの流れを汲むと思う。この論文は有名なSW理論家や専門職あるいは専門家とは何かの言説を俯瞰し、看護・教育分野の実践家モデルの先行研究の紹介をしている。根底には、ポラニーの暗黙知、中村雄二郎の臨床の知~科学性や合理性から一旦解放されること、そして個を丁寧に見つめ、クライエントとワーカーの中で知を発見していく姿勢があるといえる。



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