スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

高齢者ケアを実践している専門職の専門性・弱点に関する認識と多職種連携

袖山悦子・志田久美子・小林由美子ほか(2012)「高齢者ケアを実践している専門職の専門性・弱点に関する認識と多職種連携」『新潟医福誌』12(2),41-47

http://ci.nii.ac.jp/naid/120005058839

PDFあり

 介護老人保健施設での看護師、介護士、リハビリ、栄養士のそれぞれが弱点と思っていること。また連携する上でどのようなことを心がけているのかを調査したものとなっている。栄養士は、普段の生活が把握できないことなどを挙げている。また看護師は医学モデルで見てしまうことを弱点として意識している。介護士は逆に医学知識の不足や業務範囲が狭いことなどを挙げていた。リハビリも栄養士同様リハビリ以外の生活が見えないことなどを挙げていた。連携に関しては、それぞれの弱点を補うために各専門職からの意見などを情報として取り入れて多面的に判断するようにしようとしていることが共通としてあげられている。そして情報収集をする核としては看護師がダントツ重要視されていることが明らかになっていた。また、逆に連携しづらい事として、職種よりも個人によることや相談する時間が取れないなどが上がっていた。

 このように考えると、どの職種も自分たちの業務範囲を意識してはいるが、できるだけ多くの情報を把握しながら、目の前の利用者を理解しようとすることが分かっている。考えてみれば当たり前のことであるが、人々は業務範囲だけでは仕事はしていないし、判断はしていないのである。その判断は様々な意見の中からつきあわされて下されるのである。

 読みやすい内容で、たぶん高齢者福祉の施設関係者ならばうなずくことが多いかと思う。

関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

kuma

Author:kuma
救護施設→知的障害児施設→通所介護施設(高齢者)と15年以上。これからも思考と体力で、働いていきます。

自分のサイトもあります。
kumaの学習ノート

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。