医療機関におけるソーシャルワーク実習教育に関する一考察

上山崎悦代(2012)「医療機関におけるソーシャルワーク実習教育に関する一考察」『日本福祉大学社会福祉論集』126,181-194

http://ci.nii.ac.jp/naid/110008916915

PDFあり

 副題は、実習指導者へのインタビューを通して となっている。

 3人のMSWから社会福祉士の実習指導についての学生のあり方や指導者の思いをインタビューしてまとめたものとなっている。2006年以降は社会福祉士の実習が病院や診療所でも出来るようになってきたことを踏まえ、医療系での実習ではどのような事が求められるのかを探索している。

 もっともそれまでMSW養成の実習は独自に行われていたが、社会福祉士がMSWとして採用されることが多くなっている現在こうした医療系の実習のあり方はこれまでの施設実習とは違った新鮮さがあるんだろうと思う。

 内容としては、学生の態度もさることながら、ベテランであっても自分の指導は正しいのかと不安に思っていること。また実習で伝える意義は、こういうMSWという職種が医療系で必要であるなど、施設実習や他の相談系とそんなに変わらないなと。また人に教える中で自分の業務を振り返るという自分自身のためになると言った効果があるなども、他の形態の実習と同じである。

 結局、医療系でも福祉系でも実習の意義はそのあたりにあるんじゃないかと思う。内容自体は分かりやすく、読みやすい内容となっており、MSWに興味のある人は一読の価値があるかと思う。


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