スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

家族介護支援の政策動向

菊池いづみ(2012)「家族介護支援の政策動向」『地域研究 : 長岡大学地域研究センター年報 』12, 55-75

http://ci.nii.ac.jp/naid/40019547047

PDFあり

 副題が、高齢者保健福祉事業の再編と地域包括ケアの流れの中で となっている。

 介護保険発足時は、家族の介護負担軽減も謳われていたはずなのだが、金銭給付をするかどうかの論議の後はあまりパッとせず、緊縮財政のあおりをくらい、現在、介護を要する受給者自体のサービスが行き渡っていない状況の中、家族介護は後背に追いやられているのが現状である。

 そうした現状をつぶさに介護保険発足当時の議論から、在宅介護の施策を細かく論じている内容となっている。また、地域支援という名称で、家族ではなく地域で支え合おうとするスローガンが主流であるが、それすらも家族介護を前提にしたものであり、地域とは何を指すのか。あくまでも家族で介護できなかった部分をフォローするということである。

 とりあえず、2011年までの地域包括ケアのシステムまでを詳細に論じており、高齢者の在宅サービスを知る上では、良い内容となっている。中でも、今後の介護労働者の大幅な確保が急務中、家族介護者ヘルパー受講支援制度が廃止になったことに触れ、介護人材という観点から考えると、こうした家族介護者のヘルパーの付与は、大きな意味での人材育成となるという提言はもっともである。


関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

kuma

Author:kuma
救護施設→知的障害児施設→通所介護施設(高齢者)と15年以上。これからも思考と体力で、働いていきます。

自分のサイトもあります。
kumaの学習ノート

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。