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山岳信仰に見る修験道の特色

新保哲(2008)「山岳信仰に見る修験道の特色」『文化女子大学紀要. 人文・社会科学研究』 16, 13-28

http://ci.nii.ac.jp/naid/110006612260

PDFあり

 修験道といえば、険しい山を渡り歩きながら、ホラ貝みたいな大きな貝をブオ~と鳴らしたり、何日も山にこもって修行する、いわゆる山伏を想像する。そうした修験道とは、そもそも何を起源とするのか。あるいは、どのような信仰に基づいているのかを明らかにしている。

 もともと、山海経について調べていて、ネットで見つけてとりあえず落としておいた論文なんだけど、結構面白かった。

 日本の宗教の特徴として、習合というのがある。仏教と神道の習合はどこでも見られるし、中国の思想とかアニミズムとかも混ざることもある。修験道もまた、山岳信仰、仙人、仏教、シャーマニズム、アニミズム(主に山に神が降りる)などがほどよく混ざったものであった。その上、修験道に見られる呪い(まじない)もまた、民間信仰として発展してきたもので、呪術とか神通力など、修行を積むことで得られると信じられたものの一つとして修験道がある。

 修験道が政策的に統合されていく歴史的ないきさつから、そもそも論まで幅広く論じられており、秘技とされる修験者のいきさつなども詳らかに論じられている。

 また修験道として神と讃えられている、役小角や日本霊異記についても詳しく、興味のある人には雑学として面白く読める内容となっている。

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救護施設→知的障害児施設→通所介護施設(高齢者)と15年以上。これからも思考と体力で、働いていきます。

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