介護専門職における専門職性についての一考察

鴻上圭太(2008)「介護専門職における専門職性についての一考察」『創発 : 大阪健康福祉短期大学紀要』7, 175-183

http://ci.nii.ac.jp/naid/110006966793

PDFあり

 副題は、三好春樹論研究を通じて となっている。

 三好先生のことはよく分からないけれど、なんか介護系ではかなりの有名人らしい。一冊本屋で、「介護職よ、給料分の仕事をしよう」とかそんな題名の本を見て、やなこと書く人だなぁという程度で中身は読んでいない。どうせ、久田則夫とかヘルプマン(マンガ)とかと同じ類だろうと。どうも教えてやるってのが前面に出ているとか、これすげ~問題じゃね?、気付よバカって感じの論調の人って、なんか避けちゃうんだよね。

 で、サクサクと論文を処理していたら、この論文にぶち当たって、どれどれ三好先生の思想ってどうなのと興味半分、冷やかし半分で読んでみた。なるほど、普通の生活を送らせるのが、介護のプロらしい。でもって、医療とか看護師とかの医療は信じていないらしく、生活をしっかりと見なさいと。オムツははかない、機械浴は不要とかそうらしい。でもって、論者は、それってミクロの視点であって、社会的文脈ってものが無いジャンとか、科学的な見地を有しないと継続したケアは無理だろうと批判している。

 まぁ、豊富な知識と技術に裏打ちされた自然な動作による、さりげなくも心地よい介助ってのは理想だよね。そして、家で苦労していたときよりも快適な生活が送れるならばそれに越したことはないよね。当たり前の生活って言っても、ネグレクトが長かった人と過保護に生きてきた人の当たり前は違う。三好先生の本を一冊も読んでいないし、これからも読むつもりは全くないので、とりあえず、当たり前って何? ってことでよく分かりません。

 ちなみにこれを書くときにちょこっと2chで三好先生の評価を見てみたら、シビアなことで有名な2chでも、介護に思想を持ち込んだという功績と講演での話しのうまさは、認めていたって事で、一応プロなんだろうと思う。

 三好先生の講演とか本を読んだことのある人は是非、併せて読んでみてください。

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救護施設→知的障害児施設→通所介護施設(高齢者)と15年以上。これからも思考と体力で、働いていきます。

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