戦略型トレーディングカードゲームのための戦略獲得手法

藤井叙人・片寄晴弘(2009)「戦略型トレーディングカードゲームのための戦略獲得手法」『情報処理学会論文誌』50(12),2796-2806

http://ci.nii.ac.jp/naid/110007970562

PDFあり

 単なる興味本位で取り寄せた論文だけれど…中には数式がいっぱいでほとんど理解不能であった。さすが情報処理学会…

 それでも理系ともなれば、あんなにあるカードの中から様々なシミュレーションをしてコンピューターに学習させ、勝率を上げさせるために数式を組み上げるものだなと。

 トレーディングカードゲーム(以下、TCG)は、トランプのように決まった枚数ではない。また将棋のように盤上に全部情報が公開されるわけでもない。またTCGは、戦略や手順は非常に複雑で多岐にわたる。あるいは最適手というのも難しく、そのターン不利な状況、例えば手番を飛ばしたりわざと相手に攻撃させながら、次には優位に立つなど一時的不利などもある。いわゆる溜めというものもある。

 それでもそうしたことを含みながら学習機構の実装のための数式を組み立て、また数式を圧縮しながらより効率的に学習させる手順まで数式で表現していた。さらに計算機実験で、コンピューターの戦略パターンを堅実型とかバランス型などで勝率をはじき出し、新たなルールの追加への適応性や汎用的な戦略の獲得の道筋まで丁寧に解説。

 TCGのいくつかのカードの特徴や戦略パターンなどもシミュレーションの中に説明していて、数式を抜かして読んでもそれなりに面白い内容。

 理系の頭がほしい…そうしたらもっと楽しめるんだろうねぇ。

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