在宅要介護高齢者の主介護者に対する社会的支援

川西恭子・官澤文彦(2000)「在宅要介護高齢者の主介護者に対する社会的支援」『日本在宅ケア学会誌』4(1), 31-38

http://ci.nii.ac.jp/naid/40005192607

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 簡単に言うと、家族で要介護状態の高齢者がいて、そのお世話をしないといけない状況にある人(主介護者)がどのようなニーズがあるのかを調査している。

 看護師それも博士課程の人が書いた論文なので、当然理系、因子分析、カイ二検定、多変量解析などなどばっちり高等統計を駆使している。なので、文系の私は結論をさらっと読んだだけ。

 やはり主介護者は、なんだかんだいって介護を負担に感じているものである。これが私の宿命と受け入れていたとしても。そうだからこそデイサービスやショートスティで一時的にしろ誰かが世話をしてくれるとホッとするのである。余暇活動が制限され、人と会うことも少なくなる。いつ終わるのか、どうすれば良いのか分からないケアの連続。だからこそ、こうした在宅介護サービスの物的な支援が重要である。そして、当然、主介護者への情緒的な支援、あるいは同じような境遇の人との集まりなども重要なサポートである。苦労を共有し、お互いをねぎらうこと。そして、家族の中でもみんなで介護をすること。それによって主介護者は報われるのである。

 そうした主介護者がケアをすることを受け入れ、そして時々ため息をつきながらもそれでも、どこかそれでも良いと思うこと。それは介護されている高齢者にとっても善きことである。それは虐待や冷たい介護とは対極の場所にあるのだから。

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救護施設→知的障害児施設→通所介護施設(高齢者)と15年以上。これからも思考と体力で、働いていきます。

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