社会福祉の教育と研究における社会学:ある社会学教員の経験から

社会福祉の教育と研究における社会学:ある社会学教員の経験から

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『社会福祉学の<科学>性』で,日本社会福祉学会の学会賞を受賞した知る人ぞ知る気鋭の学者. 今回は隣接する社会学との対比で,社会福祉学とは何か,そして社会学はどのように社会福祉学に影響を及ぼしたのかを論じている.
といっても,非常にざっくばらんに展開していて,おしゃべりをしているような書き方で読んでいてすんなりと入ってくるが,内容は優しいわけでは無い.最後の方に,社会学は社会福祉学にかなりの影響を与えたが,社会福祉学が社会学にはあまり影響を与えてないことがさらっと書かれているからである.だからこそ,相互交流とか学術的な議論の必要性が提示されているが,実際の話,どうなんでしょうね.
社会学は既存の常識や倫理,社会の有り様を疑うことから出発するが,社会福祉学には倫理などの制限が加わり,ブラックボックスに触れないことがあるなどの違いがある.作法として,社会学は世間からの逸脱をも恐れずに,むしろ逸脱することを目的にするが,社会福祉学は,実践の理論としてどう適用するべきかに注目するなどなるほどと思う. 社会学を社会福祉学が取り入れる場合は,新しい視点で現象をよりよくするために取り入れることなど,確認もこめてなるほどと思う.
読みやすい内容だが,これも養成校の教員向けの話かなぁ.

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救護施設→知的障害児施設→通所介護施設(高齢者)と15年以上。これからも思考と体力で、働いていきます。

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