ソーシャルワークとケアワークの分離に至る過程

ソーシャルワークとケアワークの分離に至る過程

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社会福祉士と介護福祉士の成立過程を詳らかに調べて論じたもの.社会福祉士の必要性については1970年代からすでに論じられていたが,色々あって1987年まで待たないといけなかったこと.あるいは,養成校とか政府,官僚の福祉の捉え方の違いなど,それぞれの時代ごとの審議録などを調べている.
現場サイドとしては,どうでも良いことであるが,ソーシャルワークは社会福祉士かという議論はしっかりとしないといけないような気がする.ただ,文中にもあったが,社会福祉士は当初から相談員,コーディネートやマネジメントを想定されていたこと.また多様な社会ニーズに対応できるだけの広い知識を持った多能工化を目指していたことが分かる.
とするならば,社会福祉士の後にケアマネや障害者福祉では,相談支援員などが出来,相談からマネジメントまで広く行えている今,社会福祉士の存在意義はどこにあるのかという問いは無かった.
ケアマネにしろ相談支援員にしろ,とりあえず量的な確保が優先されていたことを考えると既存の社会福祉士を量的に拡大できなかったのかどうか.介護福祉士の合格率との比較で考えれば,ホントに必要な資格だったのか疑問が残るところである.
とはいえ,すでに20万以上いる社会福祉士の活用法はどうなのか.タダでさえ,受験者数の減少が目立ちはじめているなから,本気に考えてほしいと思う. 内容としては,養成校とかで働いている人にはタメになる内容だが,現場サイドで読むならば考察と結語を読めばだいたいの事が分かる内容となっている.

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救護施設→知的障害児施設→通所介護施設(高齢者)と15年以上。これからも思考と体力で、働いていきます。

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