障害者の社会的孤立とその対応に関する文献検討

障害者の社会的孤立とその対応に関する文献検討

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高齢者の孤立問題は多く文献などで取り上げられているが,実はそれと同じように障害者の孤立は深刻であることを取り上げている.
特に在宅で暮らすようになった障害者にとって,療育する家族もまた孤立傾向にある.これは古くから問題提起されているが,社会的排除の文脈ではあまり分析もされていない様子である.この論文では,孤立のパターンとして,1.単身世帯,2.ひとり親と子ども世帯,3.家族同居だが世帯全体に弱さがある世帯と分類し,その類型とリスクの形態について分かり易く解説している.
また,そうしたリスク世帯への対応にも,民生委員,地域包括支援センター,NPO,社会福祉法人によって違うことや,限界と連携の必要性について詳しく論じている.
特に問題なのが,3の世帯全体に弱さがある世帯への介入であり,家族と同居していると認定されているが故に,そこに扶養者がいると見なされ,福祉的なサポートの介入が消極的になっていること.また,介入の仕方も難しいことなどを論じている.
ページ数は少なく,さらっと書かれてはいるが,考えさせられる内容となっている.

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救護施設→知的障害児施設→通所介護施設(高齢者)と15年以上。これからも思考と体力で、働いていきます。

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