研究論文はいかにあるべきか

二木立(2012)「研究論文はいかにあるべきか」『現代と文化』129,151-171,日本福祉大学福祉社会開発研究所

http://ci.nii.ac.jp/naid/110009485720

PDFあり


 副題は、研究倫理を踏まえた研究論文の書き方・指導方法 となっている。

 201210月に行われた日本社会福祉学会の秋季大会の基調講演の内容をまとめたものになっている。社会福祉学における研究方法や論文・レポートの書き方に関して書籍はいくつかあるものの、実際の指導教官の立場での雑感・本音が優しい口調で書かれた良い内容となっている。

 学会向け、それも若手研究者に向けての内容なので、大学院、修士と博士の研究スタイルの違いとか論文の質の違いなどを中心に論じているので、そうした環境にある人には非常に参考になると思う。特に研究の王道とは、現実の認識を深める(できれば認識枠組みを変えることに寄与する研究であり、実践に直接寄与する研究ではないこと。無理に研究と現場を直結させようとすると結論先にありきの歪んだ研究になる危険性があるとする指摘は、私にとってすごく大事にし、自問自答しないといけないことだと思った。

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救護施設→知的障害児施設→通所介護施設(高齢者)と15年以上。これからも思考と体力で、働いていきます。

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