秦、徐福伝承の研究(中編・後編)

伊東宏(1998)「秦、徐福伝承の研究(中編・後編)」『人間と環境 : 人間環境学研究所研究報告』1, 33-45,2, 11-26岡崎学園国際短期大学人間環境学研究所

http://ci.nii.ac.jp/naid/110004597679

http://ci.nii.ac.jp/naid/110004597685

 共にPDFあり

 徐福とは紀元前3世紀ころ、日本で言うところの縄文時代から弥生時代に移り変わる時期、中国の秦の始皇帝が不老不死の薬を徐福に取りに行かせるため中国から朝鮮へそして日本に渡ってきてそのまま定住した人。その時、1000人の男女の子どもと100人くらいの職能を連れてきて日本に様々な文化を広めたとされる。この論文では、その日本においてどのような影響があったのか。地名や謂われや祭りなどの慣習をその徐福伝承に重ね合わせて論じている。

 いや~すごいね。徐福伝説は諸星大二郎も書いているけれど、その諸星大二郎の有名なキャラクター、妖怪ハンターこと稗田礼二郎もびっくりの推理。地名や氏名などに徐福の痕跡を全て当てはめていく様は、かなりスリリング。また浦島太郎や七夕までも徐福伝承に当てはめていく。

 これは絶対にクトゥルフのシナリオにでも出来そうなネタ。

 もちろんこの先生は大まじめに論じているし、察するにかなり高齢だと思う。って、調べたら中学や高校の教諭を28年、その後短大の教授などを7年以上って事でやっぱりおじいちゃん先生だった。

 残念なことに前編はPDF化されていない。その辺はwikiで徐福でカバーしてください。

 古代中国とか日本のルーツとか現存する氏名や地名の由来なんかに興味がある人は是非オススメします。といっても、鵜呑みにして良いかどうかは自己責任でお願いします。

関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

kuma

Author:kuma
救護施設→知的障害児施設→通所介護施設(高齢者)と15年以上。これからも思考と体力で、働いていきます。

自分のサイトもあります。
kumaの学習ノート

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク