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西王母の娘たち

大塚秀高(2011)「西王母の娘たち」『日本アジア研究』8, 81-94,埼玉大学大学院文化科学研究科

http://ci.nii.ac.jp/naid/120003056477

PDFあり

 副題が、「遇仙」から「陣前比武招親」へ となっている。

 もともと山海経をCiNiiで検索をかけていてそれからPDFのあるものを片っ端から引っ張り込んだもの。その一つがこれであった。もともと西王母は、中国の仙女の元締め、あるいは、山海経では、異形の獣ともつかない容貌で、神話学的には全宇宙を統合する単一神であると見なされていた。しかし、時代が下っていくにしたがって、時の帝と交会(具体的には性交)するようになったり、西王母の娘たちもまた、そうした人間との交会とかが文学の主題になっていったとされる。七夕で有名な織り姫もまた西王母の娘であり、仙女としてもかなり位が高いとされていたそうな。

 もっとも最初は全宇宙を統べる神であったが、だんだんと位が下がっていくことやその理由についてかなりじっくりと書かれている。ただし、途中で漢文が多用されていたり、中国の古代文学の知識がないとかなり引っかかるところがあり、読み飛ばしたところもあった。とはいえ、ざっと大まかに流れを掴みながら読めば、なかなか面白い内容となっている。織り姫の件とか西王母がどのように時代と共に変遷したのかとかその娘たちのストーリーとか。

 たぶん、すごく丁寧に書いているんだろうけど、素人にはちょっと敷居が高いところもあるが、先に言ったようにざっと読み通してみると面白いかと思う。

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救護施設→知的障害児施設→通所介護施設(高齢者)と15年以上。これからも思考と体力で、働いていきます。

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