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『山海経』と木簡

桐本東太(2001)「『山海経』と木簡」『史学』70(2), 287-292, 慶應義塾大学

http://ci.nii.ac.jp/naid/110007410896

PDFあり

 副題は、下ノ西遺跡出土の絵画板をめぐって となっている。

 新潟県の遺跡から出土した木簡に、縄状の物が巻かれた立木と首と手を縛られた人物、そして目鼻のある奇妙な生き物らしきものが配置された不思議な図柄が描かれていた。この図柄の解釈は様々あるけれど、山海経に出てくる蛇身人面とそれにちなんだ神話的な図柄と酷似しているという推論で展開している。

 山海経が日本に伝来してきたのは、奈良時代まで遡るとされる証拠を示し、新潟から出土した木簡も山海経のモチーフを模した物であると論理を展開している。そして、山海経で蛇身人面は不老不死の神獣であったことから、この木簡も不老不死を願ったものであるのではないかと憶説している。

 少し図表もあり、また読みやすい内容である。また蛇身人面の物語も原文を載せつつも解説していたりして、想像力をかき立てられる内容になっている。

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救護施設→知的障害児施設→通所介護施設(高齢者)と15年以上。これからも思考と体力で、働いていきます。

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